第22回 東海ライブ研究会 メイン画像

第22回東海ライブ研究会開催にあたり

 

薬物溶出ステント(DES)の導入により、慢性完全閉塞、左主幹部、多枝疾患、小血管などの複雑病変にも冠動脈インターベンションは積極的に行われるようになりました。今日では、このような病変に対してもDES留置後の成績は良好であることが報告されていますが、手技時間の延長や造影剤使用量の増加など、予後に影響する負の側面が存在することを忘れてはなりません。一般に造影剤腎症は、「造影剤投与後48時間ないし72時間以内に生じた血清クレアチニンレベルの0.5mg/dL又は25%以上の上昇」と定義されており、発症すると予後に影響するのみならず、QOLの低下や入院延長による医療費増大などにも関連することになり、PCIの解決すべき課題として残されています。

そこで、第22回東海ライブ研究会では、「Complex PCI ~腎保護について考える~」をテーマに、慢性完全閉塞、分岐部、石灰化病変などの複雑な手技が必要とされる患者において、腎機能保護の観点を踏まえた血管インターベンションの治療戦略と術後の管理を議論するプログラムを企画します。ここではPCIに限定せず、末梢血管インターベンションも含める予定です。急性期においては造影剤使用量を低減させる工夫や造影剤腎症の発症を回避するテクニックについて、そして、慢性期においては腎保護の観点から薬物療法を中心としたOptimal Therapyについて、各領域の専門家の先生をお招きし、お話しいただきます。

本会は年3回開催される東海ライブ研究会主催のイベントのうち、初陣を切るライブデモンストレーションコースとなります。1月の豊橋は凍えるような寒い日もありますが、その真冬の寒さに負けないよう、会場で熱い議論をともに交わしましょう。皆様とお会いできることを心から楽しみにしております。

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