CPAC REBOOT 2026 ~受け継がれる知と技、託された未来~

挨拶画像

Complex Peripheral Angioplasty Conference(CPAC)は、2007年に発足した豊橋ペリフェラル研究会を原点としています。当時、末梢血管インターベンション(EVT)は現在のように確立された治療ではなく、治療戦略も施設や術者により大きく異なる時代でした。限られたデバイスと経験の中で、私たちは試行錯誤を重ねながら、より安全で確実な治療を追求してきました。

そのような時代の中で、私たちはCardiologistとして培ってきた冠動脈インターベンションの知識と技術を末梢血管治療へ応用し、血管のTrue(真腔)を取る、「intraluminal wiring」にこだわり、安全で確実な治療を追求してきました。病変を正しく理解し、真の血管内腔を捉え、適切なデバイスを選択する。その積み重ねこそが治療成績の向上につながるという考えは、豊橋ペリフェラル研究会発足当初から現在に至るまで変わることのない私たちの原点です。

2013年、この理念をさらに発展させるべく、第1回CPACを開催いたしました。CPACでは、単に手技を披露するだけではなく、「なぜその治療戦略を選択したのか」、「なぜそのワイヤリングを行ったのか」といった思考過程を共有することを重視してきました。ライブデモンストレーションを通じて、成功例のみならず困難症例への向き合い方やトラブルシューティングまで含めて議論し、多くの参加者の皆様と学びを共有してまいりました。

この十数年の間にEVTを取り巻く環境は大きく変化しました。IVUSの普及により病変評価は飛躍的に進歩し、Drug-Coated Balloon(DCB)、Drug-Eluting Stent(DES)、Atherectomy Deviceなど数多くのデバイスが登場しました。治療の選択肢は広がり、複雑病変に対する治療成績も大きく向上しています。しかし、どれほどデバイスが進歩したとしても、治療の本質は変わりません。病変を理解し、血管のTrueを見極め、適切な戦略を立案すること。そのために知識を磨き、技術を鍛錬し続けることこそが、最良のアウトカムをもたらすと私たちは考えています。

2026年にCPACは新たな転機を迎えることとなり、第三世代から第四世代へとバトンを引き継ぐときがきました。我々ハートセンターグループの新星となる豊橋ハートセンターの阪本泰成医師と名古屋ハートセンターの徳田尊洋医師が立ち上がり、伝統あるCPACのコースディレクターに就任することとなります。そして、二人の門出にふさわしく、今年のテーマを「CPAC REBOOT 2026 ~受け継がれる知と技、託された未来~」といたしました。

REBOOTには、原点に立ち返りながら新たな未来へ歩み出すという意味を込めました。豊橋ペリフェラル研究会からCPACへと受け継がれてきた知識と技術、そして治療哲学を改めて見つめ直し、次世代へ継承していく。そのための機会にしたいと考えています。

本年のライブデモンストレーションでは、複雑病変に対する実践的な治療戦略を供覧し、術者の思考過程や判断の根拠を共有いたします。またLearningセッションでは、若手医師からベテラン医師まで幅広い参加者の皆様にとって有意義な学びの場となるよう、教育的視点を重視したプログラムを企画しております。

私たちがこれまで築き上げてきた「知識」と「技術」は、先人たちから受け継いだ財産であり、次の世代へ託していくべきものです。CPACがその架け橋となり、未来のEVTを担う新たな世代の成長につながることを願っています。

CPAC 2026が、明日からの日常診療に役立つ学びと新たな気づきを得られる場となれば幸いです。

開催概要

名称
Complex Peripheral Angioplasty Conference 2026(CPAC 2026)
会場
オンライン開催
開催日時
2026年12月12日(土)
参加費用
●医師・企業・その他:
 早期割引料金 5,000円、通常料金 7,000円
●メディカルスタッフ:
 早期割引料金 1,000円、通常料金 3,000円
※早期割引料金は11月12日(木)23:59まで
代表世話人
鈴木 孝彦 (豊橋ハートセンター)
コースディレクター
阪本 泰成(豊橋ハートセンター)
徳田 尊洋(名古屋ハートセンター)
主 催
事務局
豊橋ハートセンター内
〒441-8530 愛知県豊橋市大山町五分取21-1
事務取扱
株式会社テクロス
〒160-0022 東京都新宿区新宿一丁目9番1号
NEOX新宿ビル7F
TEL: 03-5341-4670 FAX: 03-5341-4671
E-Mail : cpac@tokailive.org

タイムテーブル