Complication of the Year 2023 エントリー症例

CoY 2023とは

毎年恒例の注目企画「Complication of the Year」。前身の豊橋ペリフェラル研究会時代から続く恒例企画です。
術者が経験したcomplicationとbailoutを提示いただき、同じような境遇に陥った場合の選択肢として参加者の引き出しにしまっておいてもらうことを目的としています。
そのcomplicationは回避できたのか、そして、そのbailoutは正しかったのか等、エキスパートを交えて議論します。

開催概要

2023年11月24日(金)19:50~21:20
オンライン開催

座長
徳田 尊洋(名古屋ハートセンター)
平野 敬典(豊橋ハートセンター)
ご意見番
鈴木 孝彦(豊橋ハートセンター)
西川 英郎(三重ハートセンター)

症例

市原 慎也

蛇行・高度石灰化を伴う総腸骨動脈から大腿膝窩動脈までの閉塞病変に対し、アクセス路形成、血管穿孔などを乗り越え完全血行再建を行えた症例

市原 慎也(国保旭中央病院 循環器内科)

Ao-bi femoral及び左FPバイパス術後いずれも閉塞。CTでは両側CIAからSFA遠位まで高度の石灰化閉塞を認めました。今回外科的治療が断念された難症例に対し、種々の困難を克服しながら治療し得た一例です。

山口 航平

高度石灰化病変にWINNERが敗れた症例

山口 航平(済生会横浜市東部病院 循環器内科)

いかなるデバイスも通過しない高度石灰化病変において順行性アプローチのみで病変を掘削しデバイス通過を可能にするWINNER technique。注意すべき合併症とベイルアウト法とは?

良永 真隆

シャフトが折れたことでシース内に回収困難となったバルーンをFlower techniqueで回収できた症例

良永 真隆(藤田医科大学病院 循環器内科)

両側の跛行とABI低下が主訴の70代の男性。右CIAの狭窄に対し治療時にバルーンがガイドシースに回収困難となった。回収困難となった原因、そして、ベイルアウトに成功したFlower techniqueとは?

橋本 政史

血管外科がなくdebulking deviceもない状況での石灰化結節病変へのEVT

橋本 政史(高岡市民病院 循環器科)

症例は左総腸骨動脈および左総大腿動脈に石灰化結節による高度狭窄を有する70代の透析患者。POBAではindentationが取れず、さらに合併症に見舞われますが、デバイスとテクニックを駆使して見事ベイルアウトに成功します。